【永久保存版】中小企業の「事業承継」にかける想いコントリファイナンスの想い

コントリファイナンスは、経営者インタビューメディア「コントリ」の兄弟サイトです。コントリでは、様々な企業様に対してインタビューをさせていただき、事業に対する想いなどを伺っています。
その中で、様々な課題についてのお話をお伺いするのですが、その中でも一番頭を悩ませている経営者様が多いの「事業承継」ではないかとも思います。つまり、後継者問題ということですね。

日本における企業の後継者問題はとても深刻で、日本の国力を左右すると言っても過言ではないと思っています。しかし、現状でうまく事業承継できている企業様は少ないと言われています。

コントリファイナンスでは、日本にとっての大きな問題である「事業承継」に対して何かできることはないか?ということを常に考え、解決の糸口を探していっております。日本の中小企業経営者様のために、少しでもお役に立てることができれば幸いです。

日本の中小企業の現状

日本にはたくさんの中小企業が存在しています。その数は、350万社を超えています。その99.7%が中小企業です。ニュースやCMなどでは、大企業の名前をよく耳にしますが、その大企業の日本の企業数の0.3%ということになります。
これは「日本の経済は中小企業が支えている」と言っても過言ではない状況です。

中小企業経営者の高年齢化

2020年に中小企業庁が発表したデータを元に中小企業経営者の年齢分布を図にしたものがこちらです。

2000年には50〜54歳の経営者が最も多かったのですが、2020年に向けて中小企業経営者の高年齢化が進んでいることが明確に分かります。これは、「事業承継」というものが本当に直近の課題であるということを意味しています。この状況には国も危機感を持っており、事業承継ガイドラインを制定や税制優遇などの制度を設けていますが、いまいち事業承継が進んでいないのが現状なのではないでしょうか?

事業承継を行う上で大切なこと

事業承継というのは、ただ単に事業を承継するという簡単なものではありません。事業承継を行うためには、以下の3つの項目の承継が必要です。

この3つの項目の中で、コントリファイナンスが最重要項目と考えているのが「想い」です。もちろん、ノウハウや資産が大事ではないということではありません。「想い」を伝えることができないと事業承継が始まらないのです。喜んで会社を継いでいる後継者の方は、なぜそのようにできているのでしょうか?それは、先代の社長から「想い」をしっかりと聞いているからだと思っています。
先代の社長は、きっと並々ならぬ想いを持って事業をスタートされたのだと思います。その想いを尊重し、共感できる後継者に事業を継いでもらいたいと考えるのは当然のことですよね。
ただ、多くの社長さんはこの「想い」を伝えきれていないように思います。そうなってしまっている原因とステは、「お互いがお互いの話に聞く耳を持てていない」というケースが多いのではないでしょうか。
コミュニケーションは、双方向で行うからこそ成立するものです。しかし、「うちの息子には事業を継がせられない」と思っている社長さんもいらっしゃることでしょう。でも、しっかりと息子さんのお話を聞いているでしょうか?これは、逆もしかりです。社長であるお父様に対して否定的な発言しかしない息子さんに出会ったこともあります。
このような状況では、大切な「想い」は伝わらないですよね。

コントリファイナンスが実現したいこと

事業承継を円滑に進めるためには、まず「想い」を先代の社長が後継者に対して伝え、後継者はそれをしっかりと理解して受け入れるということが大切です。
しかし、先代の社長と後継者が親子関係にある場合などは、恥ずかしくてなかなかそのような話ができなかったりするケースも多々あるでしょう。
コントリファイナンスとしては、そのような部分をまずお手伝いしたいと考えています。私たちが間に入ることで、2人だと恥ずかしくて話せないことも、もしかしたら話せるかもしれません。そうなったら、事業承継を進める上での貴重な一歩を踏み出せたことになります。

また、兄弟サイトで経営者インタビューを行なっているメディア「コントリ」で社長さんの想いを聞いて、それを記事という形で具現化することもできます。このように「想い」という部分に軸足を置き、日本にとっての大きな課題である「事業承継」というものに貢献していけたらと思っております。

関連記事一覧